いつくしむ
『慈しみ 深き 友なるイェスは・・・』
教会式で必ず歌われる 賛美歌314番
私が学生の頃から 一番好きな賛美歌です。
慈しみ
可愛がり大切にすること。。。
お雛様の節句は 女の子に 慈しむ心を教え育む意味もあるお節句だそうです。
もともと「うつくしむ」という言葉で、これが「斎く(いつく)」という言葉と混ざってできた言葉です。
「うつくしむ」は「可愛がる」。
「斎く」は「大切に祭る」や「神に仕えるように大切に世話をする」という意味の言葉。
深い深い愛情 大切にするという想いが込められた言葉なんですね。
「慈しむ」 それは、人や生き物だけではありません。
モノにも言葉にも「慈しみ」の気持ちを持つと、自然と「ありがとう」という感謝の気持ちになります。
「儀式」と呼ばれる「式」の時間には、そこに携わる人々の慈しみと感謝の気持ちが込められているのではないでしょうか?
お雛様で飾られる菱餅 菱餅の色には・・・
赤は「魔除け」です。幸せへの願い。
白は「清浄」です。清らかな娘に成長しますようにという願い。
緑は「健康」です。元気にすごせますようにという願い。
そんな想いが込められているそうです。
時代が変わっても、我が子の幸せ 健康を願う親や先祖の想いは変わらないですね。