結婚式までの道のり・・・お顔合わせと結納、何が違うの?
お互いの親御さんへのご紹介が無事に済んだら、いよいよ
ご両家のお顔合わせ
あれあれ? ネット調べてみたら「両家顔合わせ」「食事会」「結納」って?? これは一緒にやるものなの? そもそも何が違うのか、よくわからなくなってきちゃった・・・。
そんなお声をよく聞くことがありますし、相談に見える方もいらっしゃいます。
「お顔合わせ」「結納」なんとなく違いがわかるような、わからないような・・・。結納の品がなければ「顔合わせ?」「食事会?」
そもそも、「結納」って何? 「結納」ってやらなきゃいけないものなの?
いろんな疑問がふつふつとわいてきますよね。
そこで、「両家顔合わせ」「食事会」「結納」の違いを簡単に知っておきましょう!
「ご両家顔合わせ」
お互いの親御さんはじめ、ご家族のご紹介をするための席になります。最近ではお二人と、親御さんだけ..、という方が多いいようですね。このお席でご結納や結婚式について、ご両家でお話し合いをされることもあります。
「お食事会」
ご両家御顔合わせや、ご結納のあとに両家の親睦を深めるためのお食事のお時間です。 お食事を一緒にとると、なぜか距離感がぐっと近くなりますから、簡単にでもお食事を一緒にしていただくといいと思います。
「結納」
結納の語源には諸説ありますが、変わらないものは『ご両家の縁を結び納める』ための儀式、 婚礼の3つの儀式の中の1つであることです。
結納と言われるとついつい「何品?結納金は?」となってしまい、面倒だからやめよう・・・。になりがちです。 でも、結納で大切なのは
「今日まで愛情いっぱいに大切に育ててこられたお嬢さん(ご子息)を家族として迎え入れます」という、先方の親御さんへの『感謝』と『敬意』を表すことなのです。 どれだけ時代が変わっても、親御さんの愛や、両家がご親戚となることは変わりませんからね。
結納にはこんな意味がある、ということを知っていただいて、結納をやるのかやらないのかを、ご両家で話し合っていただきたいと思います。 個人的には、品数や結納金にとらわれず、自分たちの身の丈にあった「ご結納」をやっていただけたら、お二人にも親御さんにも「一生に1回の大切な時間」を過ごしていただけると考えています。
1つ覚えておいていただきたいのが、「結納をやるのか、やらないのか」は二人がが決めることではないということです。先ほども書いた通り、ご結納は二人のための儀式というよりは、先方家の親御さんに、お子様を今まで育ててこられた「敬意」「感謝」を示す儀式。 私達がやりたい、やりたくないではなく、親御さんの意向を大事にしていただきたいと思います。
じゃぁ、私達はどうしたらいいの?
まずは、ご両家お顔合わせの日程を調整していきましょう。 ご実家が近い方同士でしたら、このお顔合わせの時に、結納についてご両家で相談されるのがベストですね。
どちらかのご実家がご遠方だったりする場合は、この日に「お食事会」や「ご結納」を兼ねるかどうか、親御さんの意向を聞いておきましょうね。
結納についてはどうやって聞けばいいの.... そんな声が聞こえてきそうです。昔はここに登場するのが「お仲人」さんという立場の方なんです。 でも現代は「仲人」さんを立てられることは滅多にないので、お二人で調整をしなければいけません。 経験上、大前提として「結納をやる」方向で考えて行く方がいいと思います。
なぜなら・・・大事な娘を嫁に出す 花嫁さんが例え幾つであれ、新婦の父はそんな気持ちなんですから。 新郎様なら「結納ってこういう意味があるんだってね、正式じゃなくても結納をやる方向で考えてるでいい?」そんなニュアンスで、親御さんの意思を確認してみてはどうでしょうか?
新婦様は「結納ってこういう意味があるんだってね、お父さん、お母さんは結納どう考えてる?」と、お父様 お母様の考えをお伺いしてはどうですか?
遠方の場合両家の意向を確認して、お顔合わせだけか、ご結納をされるのか、お食事会も兼ねるのかを決めたら、それに合わせてお店選びをしましょうね。
婚礼の3つの儀式 (結納 結婚式 披露)
どれも大げさにやる必要も、豪華にやる必要もありません。 そこに込められた意味を理解して、自分たちらしく儀式を行うのがいいと考えています。
結婚式までの道のり・・・ご挨拶編は こちらから
結婚式までの道のり・・・お顔合わせ編は こちら から