眞子様のご結婚式延期で感じたこと
眞子様のご結婚の儀について、延期の発表がございました。
今回のご婚約が発表されてから、ご婚約者のことやそのご家族のことを色々と書くメディアもありました。 そんな報道を見ながらつくづく結婚というのは、本人だけのことではない・・・と改めて思ったのです。 これは皇室だからというわけではなく、やはり私たち一般市民も同じこと。
「私」という人間がこの世に誕生したのは、「父」と「母」が知り合い、愛し合った結果。もし、その「父」と「母」が出会わなかったら・・・。仮に出会ったとしても、愛し合わなかったら・・・。 「私」という人間は生まれなかったかもしれません。 同じように「父」と「母」にも、やはり「父」と「母」がいて、同じように結婚をしたから・・・。その
「命」のリレーが、「私」という人間をこの世に誕生させてくれたんですよね。
それだけではなく、「私」という人間を作ってくれたのは、自分や両親だけでなく、その時代を一緒に過ごしてくれた友人たち。そして、忘れてはいけないのが、「親戚」なんですよね。 いつも意地悪してくるおじさんや、口うるさいおばさん・・・。一緒に遊んだいとこ・・・。 自分に関わってくれた一人一人が「私」という人間を作り上げてくれたんですよね。
口うるさいおばさんのおかげで、靴をちゃんと並べられるようになったり、意地悪なおじさんのおかげで、優しい気持ちを持てるようになったり、知らず識らずのうちに自分の一角を作ってくれているんですよね。 もし、そのおじ様がいらっしゃらなかったら、自分の「優しさ」ができなかったかもしれません。
ここから先、お相手のご家族や親戚はお二人の結婚を機に、「ご親戚」となるんですもんね。
そう考えたら、「自分たちだけでやればいいじゃん」とか「親戚とか上司とか関係ない」とは思えないですよね・・・。
結婚式の準備期間というのは、今の「私」の源を見つめて向き合う時間でもあると思うんです。
結婚式は次のステップに歩き出すための時間
披露宴は「私」を作り上げてくれたみんなへの感謝の時間であり、お相手の大切な人々へのお披露目の時間だと私は考えています。