卒業式・入学式
先月、娘が小学校を卒業しました。 そして、今月中学に入学。
小学校の卒業式、 開式前に教頭先生からこんな一言がありました。
「厳粛な式にするため、席を立っての撮影や移動しての撮影はお止めください」
この一言のおかげで、証書を受け取る子供達の姿をしっかりと見ることができ、子供達が語る将来の夢を静かに聞くことができました。 式が終わるまでの間、誰も席を立つことはありませんでした。
中学校の入学式は、吹奏楽部の演奏で新入生が入場。 もちろん誰1人席を立って撮影はしていませんでした。
2〜30年前であれば、当たり前だったこの光景。いつの頃からか、卒業式や入学式 七五三や成人式までもが、撮影会に変わってしまったんでしょうか・・・。
「式」って聞くと、堅苦しい 窮屈 そんな風に思ってしまいがちですが、その堅苦しい 窮屈な時があるからこそ、「楽しい」「面白い」と感じるんだと思いませんか? 毎日毎日楽しい時間ばかりだと、「楽しい」が普通になってしまって、「楽しい」と感じなくなる気がします。
人間って「プラス」があるから「マイナス」を知ることができ、感じることができる。
だからこそ、たまには「窮屈」「堅苦しい」 『式』という時間を味わって欲しいと思うのです。
『儀式』 それは 「感謝する時間」
その日まで無事に育ってきたこと(命があること)や、それまで過ごしてきた時間に関わってくれた人々に感謝して、「晴れの日」には皆さんに「成長した自分」を見てもらう時間。 成人式を迎えるまでの間、この「晴れの日」がいくつかあるのは、親が「感謝する心」を伝えるため。儀式に正装で出向くのは、主役である人たちへの敬意の表れ。
私は、そう考えています。
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